令和3年度 聖訓カレンダー解説トップページ > 仏教コラム > 本年の聖訓カレンダー解説 > 令和3年度 聖訓カレンダー解説令和三年 聖訓カレンダー “今月のおことば”一月のおことば 解説 「今年も皆さまが、つつがなく過ごせますように、法華経をお唱えして、本仏お釈迦さまにお祈りいたします。」との日蓮大聖人の慈悲深いお言葉です。二月のおことば 解説日蓮大聖人が「さまざまな災難は、いつ我が身にふりかかるかわかりませんが、功徳は必ず自分自身に還ります、人のために施せば、いつかは自分も誰かに助けられますよ」と因果応報を示されたお言葉です。三月のおことば 解説桜は、冬の厳しい寒さを耐えて、春には満開の花を咲かせて人々を喜ばせます。人もまた大変な時期を乗り越えることで、花が咲き果が実り幸せになれるのではないでしょうか。四月のおことば 解説人の心は弱いもので、そこに付け込んでくる邪な宗教もたくさんあります。悪しきものを遠ざけ、善なるものに親近して、正しい信仰に励みましょう。五月のおことば 解説お釈迦さまは、私たち衆生の心の田に、『法華経』という種を植えてくださいました。お題目をお唱えして、種を育てて、いつの日にか仏性の花を咲かせましょう。六月のおことば 解説長い時間をかけて『法華経』の六九三八四文字をすべてお唱えすることも、忙しい中でも、手をあわせて心を込めてお題目一回のみお唱えすることも、同じ功徳です。供養、感謝、誓願、精進、どんな場面においても大事なのは、心を込めることです。七月のおことば 解説お釈迦さまは全てのものが成仏できるように、『法華経』を説かれました。正しく信仰すれば必ず成仏する事ができます。今日、正しい『法華経』の教えを伝えているのは私たち顕本法華宗だけです。八月のおことば 解説私たちの現在は全て、過去の原因による結果です、未来を良くしようと思うならば、現在に善因善徳を積み重ねなければなりません。『法華経』を信じることに勝る善なる功徳はありません。九月のおことば 解説濁った水も月が映ると澄んで見えるように、たとえ初心の者でも素直に信じ、お題目をお唱えすれば、『法華経』の広大で深遠な真意を体得できるでしょう。十月のおことば 解説正しい『法華経』の教えに出会えることは稀です。正しく『法華経』を信仰されている方が一日一日と積み重ねる功徳は広大なものです。御身を大切に一日も長生きなさって下さい。十一月のおことば 解説 『法華経』のご利益は、どんな時にも、どのような人に対しても、他のすべての経典を超越した広大なものです。『法華経』とお題目をお唱えして仏道を成就しましょう。十二月のおことば 解説 『法華経』を正しく信仰せずに疑いの心を持ったり、『法華経』やこれを信仰する人を誹謗したりすることは一番の大罪です。人生の大切な時間を一時も無駄にせず、『法華経』の信仰に励みましょう。