本年の聖訓カレンダー解説トップページ > 仏教コラム > 本年の聖訓カレンダー解説令和四年 聖訓カレンダー “今月のおことば”一月のおことば 解説元旦は身も心も清らかにし、私たちのそばに常に実在されているお釈迦様にお題目をお唱えし感謝申し上げることから始めましょう。二月のおことば 解説いかなる困難に直面しても、疑いの心を捨ててお釈迦さまとの信心に精進すれば、必ず「解脱を求めずといえども解脱自ら至る」と成仏の目的を達成することが出来ます。三月のおことば 解説医者も薬も仏もちゃんと選ばなければいけません。この文字の示す通りかかりつけ医はお釈迦様でお願いいたします。四月のおことば 解説人間らしく、そして正しい考えこそが素晴らしい世界を築き上げるとお釈迦様は考えているという文章です。五月のおことば 解説自身が何かを目指すとき、自分だけの力では限界があります。藤のつるは、松を頼りに上に伸びます。鶴は羽を頼って、遠くに飛ぶことができます。我たちは法華経の羽を頼りに、善行を重ねてご先祖の菩提を弔い、また日々の幸せの道を上り飛んでいきましょう。六月のおことば 解説お釈迦様が説かれた法華経の中で、特に大事で皆様も聞きなじみがある寿量品第十六(自我偈)。お釈迦様(仏)との仏法を正しく理解した凡夫(仏)は、功徳を究め尽くせるという事です。お経を読誦することは、善行の一つです。仏の功徳、果報は、善行を積み重ねた結果、自然と巡ってくるのです。七月のおことば 解説どのような人であれ、いかにして人が幸せになるか。そのためにお題目があることを示されております。八月のおことば 解説孝行や優しい気持ちは、人を助けるために重要な尊い行いであると示されております。九月のおことば 解説私たちは多くの様々な命によって生かされています。いつも感謝の気持ちを忘れず、有難い命を大切に生きてまいりましょう。十月のおことば 解説八百年前にお生まれになられた大聖人の御教えはいつでも触れることは出来ます。家族皆さんで感謝し、南無妙法蓮華経と唱えましょう。十一月のおことば 解説『法華経』は六万九千三百八十四文字あります。その一字一字が、皆生きた仏様であるというというのです。『法華経』の一文字一文字が「仏様」と信じ精進していきましょう。十二月のおことば 解説『法華経』を信じ、お題目をお唱えしている人が苦難に遭われたとしたら、季節の冬であると受け止めなさい。寒い冬も、やがて温かな春となるように、この『法華経』を信仰しているあなたは、必ず苦難と乗り越えることができる。